テレビCM等でもよく「仲介手数料0円!!」という言葉を耳にするかと思います。
そのCM元の会社へ問い合わせれば仲介手数料0円物件を紹介してくれるでしょう。
ただ、他にも仲介手数料が0になる物件というのも実際に存在します。
ここでは、現役の不動産屋(賃貸)が教える仲介手数料を0にする方法を書いていきます。
仲介手数料とは
ひとつ前の記事に簡単な説明が書いてありますので、あわせてご参照下さい。
基本的に、どこかしらの不動産屋で仲介をした場合の成功報酬となります。
仲介手数料が0円になる物件の3つの特徴
仲介手数料が0円になる物件の特徴や傾向を書いていきます。
安いに越したことはないと思うので、是非ともご参考にして頂けると幸いです。
貸主が募集元となる物件
そもそも、貸主と借主の間に不動産屋(仲介業者)が入らなければ、基本的には仲介手数料も発生しません。
よって、貸主自身が募集元となる物件を探せばよいのです。
しかしながら、どのように探せばよいのでしょうか。
例えば、CMで有名なUR物件がすぐに思いつくいい例でしょう。
その他の物件は、一般の方では探しづらいので、検索媒体で「仲介手数料不要」といった項目にチェックを付けて探すのが一番早いです。
(貸主が募集元、以外の物件も多く該当しますが、最終的な目的は叶えられるかと)
広告料(AD)がついている物件
募集している物件に広告料がついていると、不動産屋が仲介に入ったとしても仲介手数料をカットしてくれることがあります。
広告料とは、貸主や募集元の会社が仲介を行った不動産屋に支払うチップのようなお金です。
広告料の他に色々な呼び方があり、ADや業務委託料等とも呼ばれます。
広告料の金額は物件によって様々で、賃料の0.1か月分~3か月分といった具合です。
(3か月分は滅多になく、だいたい0.5~2か月分位かと)
不動産屋からすると、借主から仲介手数料をもらうに越したことはないですが、仲介手数料以外にも収入が見込めるので、仲介手数料にこだわる必要もありません。
一般的に仲介手数料0の物件は、先ほどの貸主が募集元の物件か、広告料がついている物件のどちらかがほどんどでしょう。
残念ながら、一般の方が広告料の有無を調べる方法はほぼ無く、素直に「仲介手数料0(もしくは交渉可)の物件はありますか?」と聞いてみるといいかもしれません。
不動産屋としても、必然的に選択肢が狭まるので、探しやすかったりもしますので。
手続きの過程で不動産屋が何かやらかした物件
この方法は狙ってできるものではないですが、案外耳にする話でもあるのでご参考までに。
もとから仲介手数料0の物件ではないものの、ある物件の手続きを不動産屋を通して進めていたとします。
その手続きの過程で不動産屋が比較的重大なミスをした場合、「お詫びとして仲介手数料を減額させてください」という提案を申し出ることもあります。
そのように言われた際、許せる範囲内のミスであれば、素直に減額をしてもらいましょう。
許せない場合は、その不動産屋を利用しないか、何かしらのクレームに発展するかもしれませんが、、
ここで言うミスとは、次のようなものです。
- 募集条件で見落としていたものがあった
- 契約内容で誤った情報を伝えていた
- ただ単に手際が悪すぎる、、
もちろん、このような事態に陥らない方がいいので、少しでも担当者に怪しげな雰囲気を感じたら、担当者替えをお願いしたり別会社へ依頼するのがいいと思います。
まとめ
- UR等の貸主が募集元の物件を狙う
- 広告料がついていると仲手0は比較的簡単
- ちょっとしたミスは大目に見てあげて下さい、、
正直なところ、信頼できる不動産屋を見つけて、何でも相談するのが一番いいと思います。
仲手が0だと、やる気が削がれる不動産屋も多いと思いますので、、
それでは。
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