所有している不動産を貸し出そうと思った時、まずはどこの会社に問い合わせをするか、という考えが浮かぶと思います。
大切な資産を預ける・任せる訳ですから、慎重に選んだ方がいいかもしれません。
今回から、貸し出しに関する内容を書いていければと思います。
まずは、どうやって管理会社(募集会社)を選べばよいか、私なりの考えをふまえて書いていきます。
是非とも、ご参考にして頂けると幸いです。
ネームバリュー、大手不動産屋を選ぶ
大半の方はネームバリューというか、社名を聞いたことのある会社に問い合わせをしようとお考えになるのではないでしょうか。
いわゆる大手と呼ばれる会社や、CM等でよく耳にする会社等、すぐに色々と候補が浮かぶと思います。
大手企業のメリットやデメリットとしては、次のようなものがあります。
メリット
- 法令順守(コンプライアンス)を重んじる
- 決まった流れに沿ったやり取りが行われる
- 安心感がある
デメリット
- 規定があり、融通が利かない
- 意外と頼りない社員も多い
- 手数料がちょっと高いかも
大手の場合、何となくの安心感はありますが、会社の看板に寄りかかっているような社員もちらほら見受けられます。(どの会社でもいたりしますが、、)
ただ、何かあった際、対応してくれる各々の部署がしっかりしていることも多く、ある程度のノウハウのあったりするので、大手を呼ばれる所以かもしれません。
管理手数料の安い会社を選ぶ
初回契約時の手数料や毎月の管理手数料等、安いに越したことはありません。
一括問い合わせを行うと、どこのも同じような内容なので、結局コストがかからないところに選びがちだと思います。
管理手数料が安い会社を選ぶことで、次のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 何よりコストが抑えられる
- 大手には無いサービスで差別化を図っている会社があるかも
- 大手に比べると小回りがきくかも
デメリット
- 安かろう悪かろうなこともしばしば
- 何かあった時に「業務外」と言われることも、、
- 会社の儲けが少なく潰れることも
安さだけで管理会社を選ぶ方はそうそういないと思いますが、会社の内容や実績もふまえて検討されるといいと思います。
担当者とのフィーリングで選ぶ
会社の知名度等は置いておいて、問い合わせ時の電話対応やメール対応で感じの良い担当者に出会うこともあると思います。
結局のところ、仲介は「人」対「人」なので、お互いのフィーリングも大切ではないでしょうか。
フィーリングで管理会社を選んだ際のメリットとデメリットは次の通りです。
メリット
- その人が担当の内は安心できるかも
- 関係性が築ければ専任の相談役になってくれる場合も
デメリット
- その人がいなくなったら誰も頼れない場合も
頼れる人がいるのはいいことですが、その人がいなくなった時のことも少しは考えるといいかもしれません。
まとめ
- 大手は安心感がある
- 手数料が安いに越したことはない
- 人の良さも大切
私個人的には、ある程度のネームバリューがある会社かつ良い担当者がいれば文句なしだと思います。(理想ですが)
担当者が居なくなってしまったとしても、会社としてそれなりの人材はいつでもいると思いますので。
ただ、大手だと転勤とか部署移動とかもあると思いますので、そういった意味では中小企業で良い担当がずっと在籍している、というパターンもいいかもしれません。
結局は「人」次第です。
それでは。
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