ある程度エリアが決まったら、次にどのような物件に住みたいかを考えましょう。
まだ条件が固まっていない人、それぞれのメリット・デメリットを知りたい人、は是非とも参考にして頂けると幸いです。
今回は建物の種類に関する内容になります。
マンション
マンションとは、主に鉄筋コンクリート造や鉄骨造の集合住宅を指します。
メリットやデメリットは次の通りです。
メリット
- 構造がしっかりしている
- 管理人やコンシェルジュがいる物件もある
- 敷地内にゴミ置き場がある
デメリット
- 柱や梁があり、レイアウトがしづらいこともある
- 分譲マンションの場合、管理規約(マンションのルール)がある
- 分譲マンションの場合、部屋ごとに条件が異なる可能性が高い
マンションは建物自体がしっかりしていて、物件によっては管理がきちんとされているものも見受けられます。
また、賃貸マンションか分譲賃貸マンションかで、室内のグレードが異なる場合もあります。
賃貸マンションは、主にオーナーさんが一棟で所有・貸し出しを行っているマンションを指し、基本的には棟内の全ての部屋が同等のルール(細則)を守る必要があります。
分譲賃貸マンションは、1戸ずつ販売された部屋を各オーナーさんが所有しており、その部屋を貸し出した場合に分譲賃貸マンションと呼ばれ、マンション自体のルール(管理規約)に則った上でオーナーさんが細かな条件を付与することも可能です。
例:101号室はペット飼育可能だが、102号室はペット飼育不可、など
一般的には分譲マンションの方が、共用部(エントランスや廊下等)と専有部(部屋内)にお金がかかっており、仕様やグレード感があります。
もちろん、高級な賃貸マンションもあるので、一概には言えませんが。
アパート
アパートとは、木造や軽量鉄骨造の集合住宅を指します。
メリットやデメリットは次の通りです。
メリット
- 柱や梁が無く、レイアウトがしやすい
- 同じような条件のマンションと比較すると賃料が安い
デメリット
- 構造的に多少の生活音は覚悟が必要
- 基本的にゴミ出しは決められた曜日に出す
- エレベーターが無く、階段での上り下りが必要
アパートはマンションに比べ、構造上の強さは劣るものの、その分賃料が安くなるのが一般的です。
あわせて、同じ賃料帯で比較した場合、広さ:アパート>マンション、築年数:アパート>マンション、といったようにアパートの方が好条件になるケースもあります。
また、足音等が響きやすいので、ある程度の覚悟や注意が必要になるかもしれません。
戸建
戸建てとは、独立した住宅を指し、一軒家と呼ばれたりもします。
メリットやデメリットは次の通りです。
メリット
- 自由度が高い
- 室内での足音等を気にする心配はあまり無い
- 駐車場付の物件も多数
デメリット
- 庭や草木の選定は自分で行わなければならない可能性大
- 基本的にゴミ出しは決められた曜日に出す
- 町内会費等を別途負担する必要があるかも
自由度が高い反面、手間や費用が掛かる可能性があります。
主に、お子様連れの家族や駐車場が必須の方にオススメです。
中には、仲の良い友人同士でルームシェアを希望される方もいますが、かなり高い確率でオーナーさん(もしくは不動産屋)から断られると思います。理由として、1人が出ていくことになった際、賃料割り振り等の兼ね合いで解約となるケースもあり、長期間の居住が見込めないからです。
シェアハウス
シェアハウスとは、1つの住居を複数人で共有することを指します。
ここでは、主にシェアハウスとして募集会社・管理会社が運営している物件について書きます。
メリットやデメリットは次の通りです。
メリット
- 友達同士での入居や知らない人との交流がもてる
- 掃除等は分担制にできたりもする
- キッチン用品等の設備が最初から整っている物件もあり
デメリット
- 一緒に住む人による、、、
他人との交流を求めるには最適の物件かもしれません。
かつ、アパートと比べ、家賃が安い物件も多々見受けられます。
ただ、結局は人間関係次第な気もします、、、
まとめ
- マンションは造りがしっかりしていて、管理員がいる物件もあり
- アパートはマンションと比べて賃料は安いが、生活音が気になることもあり
- 戸建ては自由度が高いが、自分で管理を行う場面もあり
- シェアハウスは人によっては楽しめるかも
同じエリア内・広さ・築年数だと、一般的な賃料はマンション>アパート>シェアハウスの順になります。(戸建ては別物)
ご自身で考えている賃料上限と相談して、どの物件にするかを決めると良いのではないでしょうか。
それでは。
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