今回から、物件探しを行うにあたっての流れやアドバイスを書いていきます。
これから物件探しをされる方など、是非とも参考になればと思います。
まず、自分がどのような部屋に住みたいのか、探す部屋の条件を考えます。
例えば、次のような項目です。
- エリア
- 物件の種類
- 部屋の間取り等
- 賃料 などなど
どの条件を優先するかは人それぞれですが、私個人としては最初に「エリア」を決めた方が良いと思っています。
理由はとても簡単です。
「エリア」を決めると、自然と物件が絞れる場合が多く、とても物件探しがしやすくなります!
極端な例になりますが、広さや賃料は同条件なのに一方は○○県××市、もう一方は△△県□□市、だと比較もしづらいですし、根本的に△△県からは通えない、、、ということも無きにしもです。
そうでなくとも、縁の無い土地へ転勤・通学となり、「住めるのであればどこでもいい」という方も同じような状態かもしれません。
しかしながら、「エリア」を決めるといっても、どのように決めていけば良いのでしょうか。
私の経験をもとに、「エリア」決定のやり方のアドバイスを書いていきます。
※主に東京都内をイメージして書いていますので、予めご了承下さい。
市区町村から絞る
まずは、どの市区町村に住みたいかを考えましょう。
今回の引っ越し理由を思い浮かべるといいかもしれません。
例えば、次のような理由を良く耳にします。
- 就職
- 転勤
- 子供の幼稚園や小学校
- 更新が近いので、別の部屋へ
就職や転勤であれば、勤務地に近い○○区がいいかな、とか
子供を△△幼稚園に入れる為、△△区でないといけない、等の必然性や利便性で大枠が決まってくると思います。
沿線を絞る
東京都内であれば、だいたいどの区も複数沿線の利用が可能です。
市区町村の大枠を決めた後は、希望沿線を決めましょう。
事前に希望の市区町村が定まっている方は、沿線からの選定でも構いません。
利用沿線を選ぶ際は、次のことを考えると良いでしょう。
- 勤務先まで1本で行ける沿線がいい(または乗継1回まで等)
- 始発駅がいい
- 夫婦お互いの実家へ行きやすい沿線がいい
- 子供の通学が第一、夫の通勤は二の次でも構わない
また、今現在の通勤や通学時間と比較して、今よりは近い方がいい、今と同じくらいがいい、という希望がある方は、その考えを尊重した方が良いかもしれません。
最寄り駅を絞る
沿線が絞れたら、次は最寄り駅を絞っていきましょう。
それぞれの駅に縁があればイメージしやすいですが、そうでない方のほうが多いかと思います。
事前に知人やネットで情報収集を行ったり、行けるようであれば実際に現地を訪れると良いかもしれません。
また、電車によっては快速や特急が「停車する駅」や「停車しない駅」といった違いにより、乗車時間にある程度の影響を及ぼす場合のありますのでご注意下さい。
徒歩分数も考える
最寄り駅のイメージがついたら、最後は徒歩分数も考えてみましょう。
尚、不動産業界における徒歩分数の表記は80m/1分となります。
(80mを1分で歩くとなると、人によっては少し早足位のスピードになるかもしれません)
経験則を言うと、徒歩10分以内という方がある程度多く見受けられます。
その次に多い希望として、徒歩5分以内という方もいらっしゃいます。
都内ですと、だいたい徒歩10分以内であれば、許容範囲の方が多いかもしれません。
もしくは、徒歩15分や20分でも自転車やバスを利用できるのであれば構わない、という方もいます。
今の住まいと比較して、自分なりの許容分数を決めると良いでしょう。
まとめ
- まずは大枠である市区町村を考えてみる
- 次に希望沿線を考える
- そして最寄り駅はどのあたりがいいかを考える
- 最後に駅から家までの徒歩分数を考えてみる
当たり前のことではあるものの、意外と考えがまとまらないまま部屋探しをされている方もいらっしゃいます。
エリアを決めると物件探しもしやすくなりますので、是非ともご参考にして頂けると幸いです。
正直なところ、「住めば都」という言葉もあるように、住んでもいいかなと思ったら一度住んでみるのもいいかもしれません。
住まないと慣れないですし、住めば必然的に愛着も湧いてきますので。
それでは。
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