ここまでで、物件の条件を決め、何かしらの媒体で物件を探した方もいるでしょう。
今回は実際に内見をする際に見ておくべきポイントを書いていきます。
こんな方にオススメ!
- 内見って何?
- 何を見ればいいか分からない
- 採寸とかしてもいいの?
是非とも参考にして頂けると幸いです。
内見とは
お部屋や物件の見学のことを言います。
不動産屋からは車などで内見に行ったり、場合によっては現地待ち合わせでの内見もいいと思います。
スリッパは基本的に不動産屋が持参・用意しているケースが多いです。
(心配であれば、靴下だけでも持っていくといいでしょう)
6つの見ておくべきポイント
私の経験上、お客様が気にしているだろうな、と思われる点を重視して書いていきます。
駅からのアプローチ
最寄り駅~物件までのアプローチはチェックした方がいいと思います。
通勤や通学等で毎日通る道にもなり得るので、歩きやすさや人通りも確認しましょう。
不動産業界の徒歩表記は80mで1分となりますが、ちょっと早足くらいのスピードになります。
実際に歩くとどの位かかるのか、子供と一緒だと表記の倍近くかかることもあるかもしれません。
色々な状況を考えると、文字情報だけでは見えなかったものが見えたりもします。
周辺環境
アプローチに通じることですが、周りがどのような環境かをよくチェックしましょう。
帰り道にスーパーやコンビニがあるか、信号や歩道橋や線路等は徒歩分数に影響してきます。
川があると臭気や増水が気になるかもしれません。
住み始めると慣れるものですが、慣れたときにも気になるものがあったりもしますので。
物件の管理状態
建物に着いたら、物件の雰囲気をよくみましょう。
物件がきちんと管理されていると雰囲気自体も明るいものです。
逆に少し暗かったりどんよりしていた場合、恐らく管理がそれほど行き届いていないかもしれません。
分かりやすいバロメーターとして「ゴミ置き場」が挙げられます。
管理員さんや清掃員の方がいる場合、ゴミ置き場がきちんと整理されていたりします。
あわせて、住人の方もそれに協力する姿勢があるのでしょう。
また、メールボックスあたりにある掲示板を見るといいかもしれません。
基本的にはただの通知事項等が貼ってあるだけなのですが、中には変な警告文が貼ってあるケースもあるので、、
その他、すれ違う住人の態度・雰囲気も参考になります。
すれ違う方みなさんが挨拶してくれる物件だと悪い気はしないはずですので。
広さや間取り
お部屋に入ったら、募集図面と実際の部屋を見比べて、全体や各居室の広さや間取りを確認しましょう。
そこで〇〇帖や〇〇平米はこのくらいという感覚を養うことができると思います。
少し慣れると、〇〇帖なのに広く感じる・狭く感じる、といった感覚が生まれてきたりもします。
例えば、広く感じる理由は次のようなものがあります。
- でっぱりが無い、または少ない
- 天井が高い
- 窓が大きい
- 奥行きがある
- 建具が明るい色
逆に、狭く感じる理由は次のようなものがあります。
- 柱や梁のでっぱりが多い
- 天井が低い
- 廊下部分が多い
- 部屋が横に広い
- 建具が暗い色
実際に見て感じたことの理由を考えると、少しづつ分かってくるかもしれません、
そうすると、部屋内の写真からでも何となく雰囲気が分かったりもします。
使い勝手やレイアウト
部屋の広さ等を感じたら、家具等のレイアウトを考えるのも一つです。
ご自身の部屋に何かしらの家具があれば、事前にサイズを測り、部屋内に入るかを確認してもいいと思います。
特に、冷蔵庫や洗濯機はかなりの方が気にされるポイントです。
ただ、全ての物件で採寸をしていると時間が無くなるので、候補となる物件と感じたら採寸を行う、程度でいいかもしれません。
念のため、ご自身でメジャーをご用意されてもいいですし、不動産屋が8割方は常に持っているとは思います。
眺望や日当たり
内見の際、部屋内だけでなく、窓やバルコニーからの眺望や採光も見ておきましょう。
前の建物と目線が合うか、どのくらい日が入るか、洗濯物が干せるか、等色々あると思います。
ただ、都内の物件ですと、周りに建物がある風景が基本になるので、眺望や採光はそこまで望めないと思います。
また、眺望が抜けている物件もありますが、正直なところ、どんなに眺望がいい物件だったとしても、毎日その眺望を何分も眺めるでしょうか。
(眺望にもよるかもしれないですが、たまに見る綺麗な景色だから良い、ということもあるかもしれません)
まとめ
- 駅からのアプローチや周辺施設を良く見ましょう
- 同じ広さの物件でも色や形で結構違ってきます
- 本当に自分が求めるものは何でしょうか?
次回はどの位物件を比較すべきか、という内容を書いていきます。
是非とも、ご覧頂けると幸いです。
それでは。
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