賃貸物件を契約する際、どんなものを用意すればいいか分からない方もいると思います。
契約当日の持ち物について、事前に不動産屋から案内があることがほとんどだと思いますが、一般的に持っていく物・用意する物を書いていきます。
こんな方にオススメです!
- 明日が契約だけど、何を用意すればいいのか分からない、、
- 不動産屋から言われた物が何のために必要なのか分からない、、
- 事前に用意しなきゃいけない物があるか分からない、、
是非とも参考にして頂けると幸いです。
契約時に必要になるかもしれない4つの物
貸主さんの意向や不動産屋によっても異なりますが、契約時に提出や用意を求められる物を挙げていきます。
身分証
これは比較的求められるケースが多いと思います。
理由として、契約時にも本人確認を行うからです。
例えば、内見~申込~契約までを同じ不動産屋で行う時は、省かれるかもしれません。
ただ、申込まではA不動産で行い、契約手続きをB不動産で行うこともあり、その時は本人確認を行う確率が高いです。
身分証として有効となる物はおおよそ次の通りです。
- 免許証
- 保険証(別途顔写真を求められる場合もあり)
- パスポート
- 在留カード
仮に、上記の物が無い場合、当日持っていこうと思っているものがが有効か否かを、事前に確認した方がいいでしょう。
住民票
この書類も比較的求められる場合が多いかもしれません。
事前に役所へ取得をしに行かなくてはならないので、少し面倒な書類の一つです。
例えば、A県→B県へ引っ越しをする場合、今住んでいるA県で取得した住民票が必要になります。(事前に住民票をB県に移さないようにしましょう)
また、取得する住民票は「本籍」と「マイナンバー」は除くのが一般的です。
事前に、どの情報が必要かを不動産屋に確認をしておくといいでしょう。
万が一、本籍等が記載された住民票を取得・提出しても、本籍部分を黒塗りしたり、何かしのら対応をしてくれるとは思いますが。
認印や実印
ハンコ文化が根付いている日本では、どの契約時にも印鑑が必要なケースが多く見受けられ、賃貸契約時も例外ではありません。
認印が必要か、実印が必要かは不動産屋にもよってきます。
認印が必要の場合は100円均一等の印鑑でもOKですが、シャチハタは不可のケースがほとんどです。
実印が必要の場合、実印とあわせて印鑑証明書原本も取得する必要があるかと思います。
そもそも、若い方ほど実印登録を行っている方は少ないのではないでしょうか。
(普段、実印を使うケースなどほとんどないので、、)
銀行印と通帳
賃料の支払い方法が口座振替の場合、かなりの確率で必要になる物です。
口座振替用紙の記入・捺印時には登録をしている銀行印が必要になってきます。
また、引き落とし口座の情報を自身で確認する為、通帳やキャッシュカードをあわせて持っていくと間違いはないかと思います。
最近では、ネット上で口座振替手続を行う場合も増えてきたので、その際は特に不要となる物ですが。
その他ちょっとした余談
ここからは余談ですが、契約時の場所や所要時間等を書いていきます。
場所
賃貸契約にクーリングオフは適用されませんが、基本的には不動産屋にて行われることが大半だと思います。
最近では、IT重説といってZOOM等を利用した契約方法も増えてきているので、スケジュール調整が難しい方は不動産屋に相談してみるといいでしょう。
所要時間
だいたいの契約はおよそ1時間前後だと思います。
重説、契約書、その他書類の説明後、各書類への署名捺印を行っているとその位はかかってくるでしょう。
かなり早く手続きを行っても30分はかかると思います。
逆に、借主さんからの質問等が多いと、1時間30分とか2時間とかかかる場合もあります。
あとは、不動産屋がどれだけ慣れているか、にもよりますが、、
貸主も同席するか?
売買契約では売主と買主が同席しての手続きが一般的ですが、賃貸契約では貸主が同席することはあまり見受けられません。
だいたいは、まずは借主に対して署名捺印を行い、不動産屋経由で貸主へ郵送・持っていくことが多いと思います。
売買よりも賃貸の方が件数が多く、1棟物件を複数所有している貸主さんも多いことから、逐一貸主が同席できないのかもしれません。
その他、例として沖縄の物件を北海道在住の貸主さんが所有しており、その物件の契約の為に毎回行き来をするか、という考えもあるのかもしれません。
(仮に1部屋3~4万円の契約だと、往復費用で1か月分の賃料になってしまいますし、、)
契約金等の入金のタイミングはいつ?
不動産屋や貸主さんのやり方次第ですが、契約締結前に入金して下さい、と言われる物件も多いのではないでしょうか。
契約をしていないのにお金を振り込んで大丈夫なの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、契約締結前に振り込んだお金は基本的に預り金として扱われます。
その後、契約締結と共に預り金を正式に受領する、という流れです。
もしくは、契約締結前でなくとも、鍵引き渡しまでに振り込んで下さい、と言われる場合もあります。
やり方は様々なので、ある程度は不動産屋に従った方がいいかもしれません。
まとめ
- 必要なものは事前に確認しましょう
- 契約自体、1時間前後はかかるものです
- だいたいは不動産屋と借主だけで契約を行う
今回書いた内容は、主に東京都内の物件におけるものです。
それぞれの地域ごとにやり方は異なるかもしれませんので、事前にご自身でご確認頂くようお願いいたします。
それでは。
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