賃貸物件 申込~契約~引き渡しまでの流れと日数

今までは、賃貸物件を探すところから鍵の引き渡しまでに関するやり方・方法などを書いてきました。

今回は、一連の手続きの流れや所要日数を書ければと思います。

こんな方にオススメです!

  • ざっくりとした流れを知りたい方
  • 申込をしたが、どのくらいで契約や引き渡しを行うかを知りたい方
  • 不動産屋から提示されたスケジュールがタイトで信用できない方

是非とも参考にして頂けると幸いです。

内見~申込

物件を内見して気に入ったとして、そこから申込をするか否かはあなた次第です。

内見後、何日以内に申込をしなくてはいけない、という決まりを聞いたことがありません。

あなた自身のタイミングで申込を検討しましょう。

ただ、基本的に物件への申込は早い者勝ちですし、良い物件ほど早く決まってしまうのでお気を付け下さい。

また、仮に先行申込をしていて、内見後に最終判断を求められている場合は、内見した日か遅くとも2~3日以内に進めるか否かの決断をしたほうがいいと思います。

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賃貸物件へ申込時の5つのポイント

賃貸物件の内見は何件くらい行ったほうがいいか?

申込~契約

不動産屋や貸主さんにもよりますが、申込から契約までは早くて1週間以内、遅くとも2週間以内が目安となってきます。

例えば、スムーズだと週末に内見と申込を行い、1・2日で諸々の審査が通過し、次の週末には契約を行う、といった流れもよく見受けられます。

仮に、契約を行わないまま申込の状態が続き、万が一申込がキャンセルになってしまった場合、貸主さんとしてもかなりの機会損失になってしまうので、ある程度の期間内での契約が求められると思います。

(申込がある物件には、その他のお客さんが寄ってきづらい傾向にあるので)

貸主さんや借主さんにとっても、早いタイミングでの契約ができれば、お互い一安心できるかと思います。

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賃貸物件の契約ってどんなことをするのか

申込~鍵の引き渡し

少し話がずれますが、契約から引き渡しまでの期間の目安は特にないです。

例えば、契約から引き渡しまで1か月前後先になることもありますし、契約と引き渡しを同時に行うこともあります。

契約を行うまでの間に契約開始日を決める為、その契約開始日に伴って鍵の引き渡しをいつやるか、という話になってきます。

よって、ここでは申込から鍵の引き渡しまでの目安期間のお話ができればと思います。

おおよそ、2~3週間、長くても1か月程が目安になってきます。

貸主さん側の意向としては、1日でも早く家賃を頂けるとありがたいものです。

借主さん側の意向としては、今の賃貸物件の解約が1か月予告であったり、少し先の引っ越し予定であったり、何かしらの希望があるものです。

そこで、申込時の申込書に契約開始希望日を書き、貸主さんと調整を行ったりもします。

希望が通るか否かは、貸主さんや不動産屋次第な部分もありますが、2か月先は稀、3か月先は皆無、と思って頂いた方がいいかもしれません。

余談:「契約開始日」と「賃料発生日」と「鍵引き渡し日」と「引っ越し日」の違いについて

少しばかり賃貸用語の解説ができればと思います。

この用語は、若い不動産屋だと認識が誤っている方もいるかもしれないぐらい紛らわしい用語です。

ご参考までに。

「契約開始日」とは

賃貸借契約の開始日を指します。

例えば、契約書の契約期間に2021年2月15日~との記載があれば、契約開始日は2021年2月15日となります。

「賃料発生日」とは

賃料が発生する日を指します。(いつから賃料を支払うかです)

契約開始日と同じでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、似て非なる言葉です。

例えば、契約期間が2021年2月15日~との記載があった場合、2月15日から賃料が発生すれば「契約開始日」=「賃料発生日」となります。

ただ、物件(貸主さん)によっては、フリーレントといって賃料免除期間を設けて頂ける場合もあります。

例えば、契約開始日が2021年2月15日、フリーレントが2月15日~2月28日までだとすると、賃料発生自体は3月1日からになります。

そうすると、契約開始日:2021年2月15日、賃料発生日:2021年3月1日ということになります。

(借主さんにとってはとてもお得なお話ですし、交渉で用いる場合もあります)

ちなみに、不動産業者の中では、「賃料発生日」を略して「賃発(ちんぱつ)」と言ったりもします。

「鍵引き渡し日」とは

だいたいの場合、鍵の引き渡し日は、契約開始日と同日かその前日に設定されることが多く見受けられます。

解約開始日の前日でもいいのか、という疑問もありますが、契約金の着金と火災保険加入の確認が取れていれば融通を利かせてくれる場合もあります。

なぜなら、契約開始日の午前0時から借主の権利が主張でき、契約開始日の朝一から引っ越しを行う場合は鍵が早々に必要になるからです。

もちろん、火災保険は契約開始日当日から有効になるので、前日に鍵を受け取ったとしても部屋に入らないことが前提です。(部屋に入って採寸等を行う方もいらっしゃるかもですが)

また、契約開始日以降であれば、鍵の引き渡しをいつに設定してもそこまで問題はありません。

例えば、引っ越しが2か月先だが物件を押さえる為に契約をした、とか、転勤から帰ってくるのが少し先になってしまう、とか色々と事情がある方もいるかもしれません。

そんな時は不動産屋に相談し、引き渡し日まで預かってくれるようであれば、お言葉に甘えましょう。

「引っ越し日」とは

文字通り、あなたが引っ越しを行う日のことです。

契約開始日以降であれば、いつに引っ越しを行っても問題はありません。

まとめ

  • 申込まではいくらでも悩んで構いませんが、ほどほどに
  • 申込~契約までは1~2週間ぐらい
  • 申込~契約開始までは3~4週間が目安

契約開始日の交渉については不動産屋の腕の見せ所でもあります。

頼れそうな不動産屋であれば、遠慮はせずに取りあえず希望を言ってみるのもひとつです。

希望通りにいかなくても、少しでも希望に近づけてくれるかもしれませんので。

 

 

それでは。

 

 

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