物件探しをする際、まずはインターネットで物件検索を行い、各不動産屋に問い合わせをする方も多いでしょう。
不動産屋にコンタクトを取ったはいいものの、何をすればいいか分からず不動産屋に言われるがまま、という方もいるかもしれません。
大半の不動産屋であれば、ある程度身を任せてもいいかもしれませんが、お客さんが分からないことを利用して悪い誘導をする業者も少なからず見受けられます。
自分の身は自分で守る為、不動産屋で物件探しをする際は次の3つのことを質問してみるといいでしょう。
- 手続き等の流れ(内見~申込~契約)
- 手続きにおける必要書類
- 契約にあたっての初期費用
それぞれ、一般的な流れや費用を書いていきますので、是非とも参考にして頂けると幸いです。
手続きの流れ
簡単に言ってしまうと、物件探しは次の流れで進んでいきます。
◆物件の検索と選定
↓
◆物件見学、申込
↓
◆審査
↓
◆契約
正直なところ、これ以上でも以下でもないと思います。
気に入った物件をより早く1番手申込するべく、可能な限り余分な手続きは避けた方がいいでしょう。
お部屋探しを急いでいる方はなおさらです。
不動産屋とのファーストコンタクトの際、ますは大まかな流れを伺い、あまり聞いたことがない手続きが含まれていたら質問をしてみましょう。
よろしければ、一般的な手続きの流れや日数の記事もご参照下さい。
必要書類
それぞれの手続きの際、何かしら必要書類の準備を求められます。
一般的に申込時と契約時に必要となる書類は次の通りです。
(個人名義で手続きを行う場合の例です)
【申込時】
- 身分証
- 収入証明書
【契約時】
- 身分証
- 認印や銀行印
- 実印と印鑑証明書(場合による)
- 住民票(場合による)
だいたいの物件では、身分証と収入証明と認印があれば事が足りると思います。
審査の過程で上記以外の書類を求められることも、もちろんあります。
提出を求められた書類が自分の中で腑に落ちない場合、何で必要なのかを質問してみるといいでしょう。
やましい気持ちが無ければ、どのような理由でどのような書類が必要、ということを言えると思いますので。
よろしれれば、必要書類の説明を書いていますので、ご参考までに。
初期費用など
流れや必要書類より、初期費用が一番肝心な項目だと思います。
おおよその物件は、契約時に次の費用がかかってきます。
(物件によっても異なりますが、募集図面に基本的な項目の記載があるはずです)
- 敷金
- 礼金
- 前家賃
- 仲介手数料
- 初回保証料
- 火災保険料
合計すると、賃料の5~6か月分位になってきます。
賃料が10万円だとしても、初期費用は50~60万円位になるので結構バカにならないです、、
お客さんから聞いた話ですが、ある不動産屋から「審査を通すのに1か月分かかります」と言われた方もいらっしゃいました。
(基本的に、お金を払っても払わなくても、審査結果に変わりはありません)
お客さんが素人なのをいいことに、悪徳な不動産屋もいるものですね、、
初期費用等はお金が絡んでくることなので、自分自身もある程度の知識を付けておいた方がいいかもしれません。
一般的な初期費用の記事もご参考までに。
まとめ
- まずは流れを聞いてみよう
- スムーズな手続きの為に必要書類も聞きましょう
- 初期費用の知識もつけておきましょう
不動産という言葉から難しい印象をお持ちの方もいるかもしれません。
ただ、実は意外と単純な構造をした業界で、少し調べればおおまかな流れや費用は分かってくると思います。
もしくは、信頼できる担当者を見つけるのが一番安心できる方法と言えるでしょう。
それでは。
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