賃貸物件の鍵引き渡し時に注意するべき4つのポイント

賃貸物件への申込~契約が終わったら、いよいよ待ちに待った鍵渡しです。

不動産屋から鍵を受け取るだけかと思いきや、事前にやっておかなくてはいけないこともいくつか有ります。

今回はこんな方にオススメです!

  • 何かやっていないことがありそうで不安の方
  • 契約は終わったので大丈夫なはず、と思っている方
  • 家族が大人数の方

是非とも参考にして頂けると幸いです。

契約金等の入金は済んでいるか

契約が済んだからといって、安心するのはまだ早いです。

契約の前後での「契約金等の入金」という作業も済んでいるでしょうか?

例えば、次の項目があります。

  • 契約金(敷金、礼金、前家賃等)
  • 初回保証料
  • 仲介手数料
  • 駐車場や駐輪場の利用料

不動産屋によっては、1つの明細に全ての項目が載っておらず、いくつかの明細に分かれている場合もあります。

片方の入金は済んでいるけれど、もう片方の入金が済んでいない、という方はちらほら見受けられます。

少しでも不安であれば、不動産屋に諸々の着金確認を行ってみるとよいでしょう。

火災保険の登録は完了しているか

賃貸物件を契約する際、借主の火災保険加入が必須となってきます。

火災保険では、主に次の項目が補償されます。

  • 家財保険(燃えてしまった時等の補償)
  • 借家人賠償責任保険(事故等で家に損害が出た時の補償)
  • 個人賠償責任保険(賃借人が他人に対して損害を与えた時の補償)
  • 修理費用(室内設備を壊してしまった時の)
  • 地震保険(だいたいは任意で付与できます)

貸主さんも火災保険に加入していますが、借主さんも必須です。

貸主さんの火災保険は建物・部屋という箱自体を守る保険となり、借主さんの保険は箱の中身を守る為の保険になります。

要するに、自分の家財・家具は自分で守ろう、ということです。

ちなみに、いくらの保険をかけるかによりますが、だいたいの相場は2年間で15,000円~20,000円位だと思います。

加入手続きは保険申込用紙のやり取りをしたり、ネット上で手続きが完結するものもあったりします。

必要な物は用意できたか

鍵引き渡し時には、鍵預り書を記入するケースが多く見受けられます。

認印で構わないと思いますので、念のため何かしらの印鑑を持っていくといいかもしれません。

また、必須書類を契約時に提出していなければ、引き渡し時には絶対に用意して持参するようにしましょう。

不動産屋によっては、必要書類がそろっていないので鍵は渡せません、と言われて本当に鍵を渡してもらえない場合もあります。

鍵渡し日=引っ越し日、だと引っ越し自体が出来なくなる可能性もあるので、事前に持ち物を確認したほうがいいかもしれません。

ご参考までに↓↓↓

賃貸物件の契約時に必要になるかもしれない4つの物

鍵は何本受け取れるか

私の経験上、鍵渡し前に確認した方がいいと思うことは「鍵の本数」です。

入居人数が多い場合は自然と気になると思いますが、意外と自分の欲しい本数が用意されていないケースもあります。

例えば、1人暮らしをするにあたって、自分としては2本(自分用と親用など)欲しいを思っていても、不動産屋の取り決め上では入居人数分1本しか渡していない、という場合も見受けらるからです。

仮に、鍵を複製しても、退去時に全て返却すれば問題なかったりしますが、鍵の複製自体に時間がかかったり複製が難しい鍵もあるので、注意が必要です。

複数人で入居予定の場合や、他の人に鍵を預ける・渡す予定がある方は、事前に確認をした方がいいと思います。

まとめ

  • 入金は全て完了したか
  • 火災保険は登録したか
  • 必要書類は提出したか
  • 預かれる本数も確認する

鍵渡し自体はとても簡単な手続きですが、少しでも見落としがあるととんでもないことにもなり得ます。

最後まで気を緩めず、分からないことは不動産屋に聞きましょう。

 

 

それでは。

 

 

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